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Hitachi

日立メディカルコンピュータ

はせがわ内科クリニック(内科)

北海道千歳市
導入製品:Hi-SEED

導入事例

院長:長谷川敦先生

患者さまのデータを記録し、管理・解析することが重要な糖尿病の専門内科「はせがわ内科クリニック」。一人ひとりの患者さまを丁寧かつ効率的にケアできる診療環境を電子カルテ「Hi-SEED」で実現された長谷川院長に話をお聞きしました。

Hi-SEEDを糖尿病治療に最適化して活用

当院が専門としている糖尿病は、ただ薬を処方すれば治るというものではなく、患者さまの生活環境や趣味嗜好まで含めて改善の提案をしなければいけない病気です。ですから勤務医時代からもっと一人ひとりに親身に対応できる診療環境を作りたいと思っていました。現在当院の一日の患者数は平均50〜60人です。勤務医時代には午前中だけで50人を診ていましたから、かなり密度の濃い治療ができていると思います。

勤務医時代に院内IT化の立ち上げから関わった経験があり、電子カルテについてはある程度理解していました。導入に際しては、大きな病院では複雑な機能が必要とされますが、当院のようなクリニックでは「Hi-SEED」の機能が過不足なく、使い勝手がいいと判断しました。機能面で一番うれしいのは、検査結果やバイタル歴が時系列になっていてワンクリックで確認できる点ですね。糖尿病という病気は、検査結果やバイタルのデータ照合がとても大切な意味を持ちます。患者さまに見せて説明する機会も多いですから、数値の比較やレントゲン画像をわかりやすく表示できるのはとても助かっています。現在、端末は14台。業務が遅滞しないよう、スタッフ全員が同時に操作可能な環境を整えてあります。

リクエストへの前向きな対応を高く評価

当院では、私が勤務医時代から蓄えた「CoDiC」のデータを「Hi-SEED」に移行して管理を行っています。糖尿病は、いまだに絶対的な治療方法が確立していない病気です。私たち糖尿病専門医にとってはこの「CoDiC」のデータを解析して糖尿病治療の発展に寄与するのがひとつのテーマなのです。他社の電子カルテでは「CoDiC」のデータの移行は無理と言われていたのですが、日立さんはふたつ返事でした(笑)。
※CoDiC(正式名:Computerized Diabetes Care):糖尿病治療の実態把握と改善のためにデータを収集し、解析を加えられるソフトウェアのこと。

日立さんはデータ移行の対応以外にも、診察券発券機と連携させて来院予約日時が診察券に印字されるシステムの構築など、こちらからリクエストしたカスタマイズに常に前向きに応えようと努力してくれました。当院と同じ構成の「Hi-SEED」を他の糖尿病内科のドクターに提案したら、必ず使いやすいと思ってもらえるのではないでしょうか。それくらい素晴らしいシステムを作り上げられたと自負しています。なんなら私がインストラクターとして同行しましょうか(笑)。

きめ細かく安定した患者さまサービスには、ITがますます重要に

以前私が勤務していた病院にも、「操作方法を覚える時間にひとりでも多くの患者さまを診た方がいい」、と反対された先生がいましたが、電子カルテを導入して数ヵ月後には紙カルテを使っていた頃が信じられない、と言っていました。「Hi-SEED」は特に操作性が高いですから操作の習得は心配ないと思います。それに、これは導入して初めてわかったことですが、レセプト請求がとてもスムースに行えました。レセプト請求に慣れているスタッフがいなかったのでもっと混乱があるかと思ったのですが、レセプトチェック機能の充実はうれしい誤算でしたね。

当院の場合、患者さまの療養記録(個人の生活データ)について、まずスタッフが一時間以上掛けて問診を行います。そのあとで私も1時間掛けて患者さまに確認する。非効率的と思われるかもしれませんが、生活背景を知ることが重要な糖尿病の治療には絶対に必要な作業です。こうして集めた記録を、効率的かつ適切に記録、管理、解析するためには、医療ITの技術を活用することがますます重要になってくると思います。

営業担当からのコメント

まずデモの際に「Hi-SEED」の基本インターフェースや基本性能を気に入っていただき、その後、先生からの要望にひとつひとつお応えすることで更に信頼をいただけたと感じています。実績のある各種モダリティとの連結は当然ながら、CoDiCデータのコンバートなどの実績の少ない作業については、特に開発担当と協力して相手先メーカーとの綿密な調整を心がけました。

インストラクターからのコメント

スタッフの方は、電子カルテの操作について習熟度にばらつきがありましたので、習熟度の低い方に合わせて丁寧に教えることを心がけました。また「Hi-SEED」の導入は糖尿病専門クリニックでは初めてのケースでしたので、先生にアドバイスをいただきながら構成を作り込みました。先生からのリクエストも的確で参考になるものばかりでしたので、私にとっても有意義なプロジェクトでした。